もんじゃ焼きの由来は?たこ焼きやお好み焼きよりも歴史が古い?

こんにちは!ときです。

 

小さい頃にもんじゃ焼きを家で食べたことがあったのですがふと、どんな味だったかなと思いもんじゃ焼き屋さんに行ってみました。

 

味どころかどうやって食べるのかさえも忘れていました。

確かヘラを使って食べていたような〜。

 

百聞は一見にしかず

行ってみたら分かるだろうとさっそく行ってみました。

もんじゃ焼きの評価がかなり良いお店だったので気になって行ってみました。

 

彼女と2人で行ったのですが手頃で美味しそうな明太子もんじゃと桜えびもんじゃを注文しました。

 

店員さんがボウルに具材を入れて持ってきてくれたのですがそこからどうやって食べるのだろう…と思っていたら店員さんがほとんどやってくれました。

 

そして、目の前であっという間にもんじゃ焼きが完成してしまいました。

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ここからどうやって食べるんだっけな〜と思って店員さんに食べ方を訪ねようとしたとき。

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なんと親切に食べ方の説明がすでに書かれていました。

 

なるほどおこげを食べるのか!

と書いてある通りに食べてみると…

 

美味い!!

なんだか懐かしい味。

 

そこでこんな会話が出てきました。

彼女「もんじゃ焼きを食べるようになった理由が何かの残りをたまたま食べてみたらこびりついていたおこげが美味しかったからだったりしたら面白いね。」

 

僕「それは面白いな。本当にそうだったらすごいな!」

 

確かにもんじゃ焼きって少し不思議な食べ物です。

粉物の中でもなぜこれを食べるようになったんだろうと一番疑問に思います。

 

また、機会があったら調べてみよう。

そして、帰宅。

 

本場である東京のもんじゃ焼きを食べたことのあるお父さんに聞いてみました。

 

お父さん「昔、駄菓子屋に大抵もんじゃ焼きの鉄板があってうどん粉を水で溶いたものをちょっと味付けしてだしていたんだ。」

 

僕「えっもともとおやつとして食べてたの!」

 

お父さん「そうそう。ちょっとしたおやつに食べてたんだって。」

 

今では夜ご飯にもんじゃ焼き行く?みたいなことを普通に言っていますがもともとはおやつだったんですね。

 

しかし、本当にもんじゃ焼きは駄菓子屋さんが最初に出したものだったのでしょうか。

 

ということでもんじゃ焼きの歴史を調べてみました。

 

まずはもんじゃ焼きの由来

実はもんじゃ焼きはもともと文字(もんじ)焼きだったそうです。

文字焼きという名前は焼くときにタネで文字を書いて遊んだことからついたそうですがそれがなまってもんじゃ焼きへと変わっていったそうです。

 

さらに葛飾北斎という方が書いた文政2年(1819年)刊の北斎漫画には「文字焼き屋」の挿絵があり、この時代に既にもんじゃ焼きに近いものがあったそうです。

 

そんな時代からあったことには驚きました。

 

しかし、それは現在のもんじゃ焼きとは少し違うもので現在のもんじゃ焼きに近いものは戦後の昭和20年代に誕生しました。

 

それが東京の駄菓子屋でうどん粉を水で溶いたもので味付けしただけのものだったのですが昭和30年代の中頃をすぎると今食べているもんじゃ焼きのようにキャベツを入れたりイカを入れたりして食べたそうです。

 

しかし、駄菓子屋そのものが減少してしまったためもんじゃ焼きを出す店が減ってしまいました。

 

当時は子供達の小遣いでも買えるおやつとしてのもんじゃ焼きだったのですが今では客層がサラリーマンや観光客に変わってもんじゃ焼き屋さんとして出しているのですね。

 

最初はもんじゃ焼きが900円って手頃な価格だなと思ったのですが昔に比べるとかなり高くなってるんですね(笑)

 

今でも下町の駄菓子屋では80円〜300円といった昔ながらの低価格で提供するもんじゃ焼きも存在しているみたいです。

 

ちなみに粉物の代表とも言われるお好み焼きやたこ焼きはもんじゃ焼きよりもあとに出てきたのです。

 

もんじゃ焼きから派生し、どんどん焼きが誕生しました。

そのどんどん焼きは関西に一銭洋食との名で広まり、それがお好み焼きやたこ焼きに発展していったそうです。

 

つまり、お好み焼きやたこ焼きはもんじゃ焼きから誕生したと言っても過言ではないですね。

 

もんじゃ焼きの歴史って色々あるんですね。

 

ブログをみて頂きありがとうございます。