自分を成長させる本の選び方は!失敗しないためにも…

読んだら忘れない読書術」という本に出会い、本を読むことで得られるものの大きさに気づきました。

 

とは言っても、小説を読めば良いのか?実用書を読めば良いのか?他にも哲学書思想書や専門書などさまざな本があるなかどんな本を読めば良いか分かりませんよね。

 

実は自分を成長させるにはどんな本を読めば良いのかということも「読んだら忘れない読書術」で書かれていました。

 

また、私はこの方法を知らずに、小学生2年生の時に本を読んで苦手になってしまったので同じ失敗を繰り返さないためにも、この本で書かれている本の選び方をご紹介します。

 

本は自分にとって少し難しいくらいがいい!

当時、小学2年生だった私は姉が読んでいた「ハリーポッター」の本に興味を持ちました。

 

というのも、ハリーポッターの映画を見たことがあったので、これなら読めそうだと手につけたのですが当時の私にとってはあまりに分厚く難しかったので挫折してしまいました。

 

筋トレでいうなら、全くの筋トレ初心者がいきなりベンチプレス80キロとかに挑戦した感じです。

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それでベンチプレスが上がらなかったら筋トレってこんなに辛いんだってなりますよね(笑)

 

その反対もしかり、あくびが出るほど簡単なゲームをやっても面白くありません。

 

つまり、自分にとって少し難しいくらいが本を選ぶのに最も学びの効果は大きいのです。

 

私のように本をあまり読んだことのない人が辞書のような分厚い本を読めば挫折するでしょうし、逆に本を読み慣れている人が簡単すぎる本を読んでも成長しません。

 

人間の脳は、「自分の能力よりも少し難しい課題」に取り組んでいるときに、最も活性化します。

それは、自分の能力よりも少し難しい課題に取り組んでいるときには、ドーパミンという脳内物質が出ていて、集中力がアップし、記憶力が強化されるからです。

 

そうはいっても本のタイトルや表紙を見て自分にとって簡単すぎたり、難しすぎたりする本を買ってしまうことがあります。

 

そんな時にはどうすれば良いのでしょうか?

 

簡単すぎる本を買ってしまったらどうすれば良い?

こちらは簡単で、読むスピードで難易度を調整できます。

 

普通は1冊読むのに2時間かかるとすれば、1時間45分くらいで読み終えるよにいつもより速いスピードで本を読んでみましょう!

 

また、この本の著者の樺沢さんはスキマ時間を有効的に使う読書術をご紹介しています。

サラリーマンは通勤時間に平均で1時間かかるので電車などの通勤途中で本を読むことを勧めています。

 

通勤中などの電車で、駅に到着するまでの15分で1章を読み終えようと時間に負荷をかけることでドーパミンが分泌されより集中力が高まります。

 

ここで注意してほしいのが小説などを読む場合は自分の心地よいスピードで楽しんで読んだ方が効果的です。

しかし、実用書やビジネス書などはタイムプレッシャーをかけ「ギリギリの難易度」に挑戦する方がより集中力も記憶力も高まります。

 

では、自分にとって難しすぎる難易度の本を買ってしまたらどうすると良いでしょうか?

 

難しすぎる難易度の本を買ってしまったら?

あなたが仮に経済学に興味を持ったとしましょう。

そこで、経済学の専門用語がたくさん使われていて自分にとって難しすぎたと思う本があったとします。

 

しかし、その本をせっかく買ってしまったので読まないともったいないですよね?

もちろん、専門用語をググりながら頑張って読んでも良いのすがかなり時間がかかるでしょう。

 

そんな方は守破離読書術がおすすめです。

 

守破離」という言葉は聞いたことある方も多いと思います。

守破離」とは、日本での茶道、武道、芸術などにおける、学びの姿勢を示す言葉です。  

守破離とは?

「守」は、師についてその流儀を習い、その流儀を守って励むこと。

「破」は、師の流儀を極めた後に他流を研究すること。

「離」は、自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて、一流を編み出すこと。

 

経済学を全く知らない方がいきなり「離」のステージ(上級)の本を読んでしまったら時間もかかりますし理解も浅くなります。

 

つまり、難しい「離」のステージの本を購入してしまった方は「守」のステージ(初級)の本を先に読んでから読むと読みやすくなるのです。

 

先ほどの筋トレの話でいうとベンチプレス80キロが上がらないならまずは30キロ、もっというと腕立て伏せからはじめれば良いのです。

 

 

上級が難しければ中級、中級が難しければ初級とどんどん自分にあった内容の本を読むことが結果的に一番の近道になります。

 

実は読書しない人ほど基礎的なことが書かれている入門書より「本格的な1冊」を好む傾向があります。

 

基本をすっ飛ばして必殺技を知りたがるのです。

必殺技は基本の積み重ねでできてくるもの。いきなり必殺技を学べば「わかったつもり」になるかもしれませんが、「身につくレベル」にはなりません。

 

まとめると…

 

・自分にとってギリギリの難易度の本を選ぶ

守破離を意識して自分の知識によって本を選ぶ

 

 

この2つを意識して本を選ぶようにしましょう。